治療方法 |
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◆治療について◆ 長生きしたければ、治療は絶対に行いましょう。 睡眠時無呼吸症候群を放っておいてはダメですよ。 治療する事によって下記の2点のメリットがあるのです。 1つ目は、睡眠中の無呼吸によって分断された睡眠がもたらす日中の眠気が改善し、 仕事の効率が上がる。 また問題となっている交通事故等のリスクが減り、体や頭がすっきりとし元気になる という点です。 ただ、眠気の自覚は個人差が大きく、ひどい無呼吸があっても眠気は感じない人も 存在します。 私の場合はCPAP療法で日中の眠気はほとんど無くなりましたよ。 2つ目は、睡眠時無呼吸症候群によって併発の可能性が大いにある、医学的な問題を 避けれる可能性があります。 具体的には高血圧、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクを減らすことが出来るのです。 つまり眠気の自覚症状のない方でも、医学的には治療する事に大きな意味があります。 一度自分の寝ている所を家族の人にじっくり観察してもらうといいでしょう。 一人暮らしの方でしたらビデオを撮るか録音するという方法もあります。 私も試した事がありますよ。大笑いする位ひどい状態でしたよ。 そのためご自身の無呼吸がどの程度なのか専門医で検査を受けて、治療法を考える必要が あります。 ■治療としてまず第一に、まず睡眠中の体位の工夫を考えましょう。 仰向けで寝ると重力の関係で舌や軟口蓋が下向きにさがり、上部気道を塞ぎます。 これが睡眠時無呼吸症候群の原因です。 そのため横向きに寝ると症状がよくなる可能性があります。 ただ全ての方に有効であるわけではなく、(軽症の方でも効果がないことがあります) 横向きに寝ることが効果があるかは検査の時に判定されますので、専門医に確認することが 必要です。 それでは横向きに寝るにはどうすればよいでしょうか? 寝るときには自分で横向きに寝ていても、知らずに仰向けになってしまいます。 そこで、枕に傾斜をつけてみたり、パジャマの背中に丸めたタオルを縫い込んだり、 テニスボールを縫い付けたりして、仰向けになると刺激があり、自然に横向きに戻るように します。 これで改善される方もいます。 私の場合はこれは無理です。なにせ重症ですし、寝相も非常に悪いですし、背中に刺激が あると眠れません。 個人差があるという事ですね。 ■第二に生活習慣を見直しましょう 寝る前のアルコールは筋肉をより緩める働きがあるため、避けましょう。 少なくとも睡眠前4時間を目安にして下さい。 他に睡眠薬や精神安定剤も同様ですので、主治医に相談ください。 タバコも気道粘膜に刺激を与え粘膜が腫れていびきが出やすく、無呼吸を悪化させる事が あります。 睡眠時無呼吸症候群を治療する中で、ご自身の食事、運動、アルコール、タバコ、内服薬等 を見直し、これをきっかけに本当の健康を手に入れましょう。 ■体重コントロールしましょう!。 睡眠時無呼吸症候群の方の中には肥満が発病の原因になっている方が多くいます。 (日本では病気の70%と言われています)このような方の場合は減量が有効です。 ただ重症の無呼吸症候群の方の場合、必ず、睡眠時無呼吸症候群の治療を先にしないと、 減量は困難であるばかりか、大変なリスクを伴いますので主治医の先生とよく相談して ください。 減量の効果が出る目安は体重の5〜10%です。 あせらず、ゆっくり減量に取り組みましょう。 また食事制限のみの減量は脂肪の減少に結びつかず効果が現れにくですので、 運動を取り入れましょう。 激しい運動ではなく、ウオーキングなどのエアロビクス系の運動は脂肪燃焼効果が 高くお勧めです。 私もCPAP療法と平行して減量に取り組んでいます。 しかし、なかなか思うように体重は減りません。 根気よく、継続する事が大切ですので、毎日少しずつでも歩くようにしています。 中年の方は、運動量が少なく脂肪が付きやすくなり、付き合い等でお酒の飲む事も 多いと思います。 自分にムチ打って、気合を入れて食事制限しないと絶対痩せないと思います。 私がそうですから。 世の中には美味しい油物等あふれています。 誘惑に負けず、しっかり自己管理していきたいものですよね。 おかしいなと感じたら、放っておかないで専門医で治療を受けましょう。 さもないと寿命が完全に縮まるといってもよいでしょう。 |
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◆マウスピース◆ 主にいびき症の方や軽症の無呼吸症の方に有効な治療がマウスピース療法です。 無呼吸症の方に適応されるマウスピースは、一般の歯ぎしり防止用やスポーツ選手が 使用されているものと異なり、下顎を前方に数mm突き出してかみ合わすようにするものです。 これにより咽頭部が広がり、睡眠中に喉が狭窄/閉塞することを防ぎます。 これで空気の通りを良くしてやろうという事ですね。 当然いびき症の方にも有効です。個人の歯形に合わせて製作します。 作製には経験が必要で、睡眠の専門医療機関と連携のある熟練した歯科医に 受診されることをお勧めします。 副作用として顎の痛みや違和感がありますが、数ヶ月の使用で徐々に慣れていくケースが 大半です。 また当然ですがマウスピースを清潔に保つ事も重要になってきます。 毎日洗浄しましょう。 軽症の無呼吸が治ったとしても、歯が虫歯や雑菌に冒されたらこれまた大変ですからね。 じかに口に入れ噛むのですから、こまめにお手入れしないといけませんね。 そしてマウスピース作成後、その治療効果をポリグラフ検査で、確かめることをお勧めします。 総入れ歯や、ひどい顎関節症の方は使用できません。 すべての人に有効ということではないのです。 簡易検査などで“無呼吸が軽症で治療が必要でない“と診断された方の中にも 睡眠の障害が比較的強い場合があり、一度専門施設を受診され治療を試されることを お勧めします。 平成16年4月より健康保険が適用になりました。 |
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◆外科手術による扁桃摘出手術◆ 無呼吸の原因となっている箇所が明確な場合に限って手術することが可能です。 小児の睡眠時無呼吸症候群の大半は扁桃線の肥大が原因で、そのため扁桃摘出手術が もっとも効果的です。 手術はなんと全身麻酔で行われます。 成人の方の場合は、原因箇所が明確でないことが多く、また肥満を合併しているケースも 多いため、手術するかどうかの判断は、慎重に考慮する事が必要です。 私も肥満体型で扁桃腺肥大なのですが、手術はせずにCPAP療法を行っています。 ある内科の先生に小さい時に早く摘出手術を受けるべきだったと指摘された事もありました。 ですから小学生の頃に健康診断等で扁桃腺肥大と言われた方は気をつけた方が良いですよ。 無呼吸の原因にもなりますし、ばい菌が付着する面積が多いわけですから、単純に風邪を ひきやすくなりますのでね。 また肥満合併の重症の方の場合は、手術そのもののリスクが高いことも念頭においておく 必要があります。 CPAPやマウスピースで治療を行う場合は、鼻の通気が良好なことが大切です。 鼻づまりがありますと、CPAP療法の効果が絶対に出ないといってもよいでしょう。 きちんと耳鼻科の先生に一度診てもらいましょう。 耳鼻科手術を考慮される場合は、いびき/睡眠時無呼吸症候群を専門にされている 耳鼻咽喉科への受診をお勧めします。 |
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◆CPAP療法◆ 経鼻的持続陽圧呼吸療法装置(CPAP)は一定圧を加えた空気を鼻からマスクを通じて 送り込むことによって、上気道の閉塞を取り除き、睡眠中の気道を確保する非常に有効な 治療法です。 ほとんど全ての睡眠時無呼吸症候群の患者さんに有効で、多くの患者さんへの治療の 第一選択とされてます。 私も毎日欠かさず、使用しています。 CPAPを使うことによって、熟睡ができるようになり、昼間の眠気から解放され、 仕事や運転などでも眠気がなく集中できるようになります。 私はCPAP療法を行う前は、朝起きた時に胸の圧迫や頭痛があったのですが、 このCPAP療法をしてから完全に無くなりました。 ですが、CPAPは睡眠時無呼吸症候群を治癒させる器具ではありません。 近眼の方が使用するメガネの様なものですね。 CPAPで全ての問題が解決するには至っていませんが、現在ではこの病気を完全に 治癒させる方法がまだ発見されていないのです。 日本では、健康保険で中等症以上の睡眠時無呼吸症候群の方が保険適応ですが、 無呼吸が軽症であっても、日中眠気が強い方は、健康保険適応外であっても試みて みるべき治療法であると思います。 保険金額は自己負担3割ですと、1ヶ月5千円弱です。 高いと思われるかも知れませんが、健康の為の正しい睡眠(熟睡)を買っていると思えば どうでしょう。 私は決して高いとは思いません。 もう、CPAPの無い生活(睡眠)は今のところ考えられません。 付属の装置や部品もいろいろあります。 たとえば乾燥防止用としてCPAP加湿器もありますし、花粉症の方は本体のフィルターを 花粉対策用のものに交換して使用すれば、問題なしですよ。 重症の患者さんの場合は虚血性心臓病や脳血管障害による死亡のリスクを軽減することが できると報告されています。 治療効果は、翌朝から劇的な効果を実感できる場合もありますが、そうでなくても徐々に 効果を体感できる方が多いです。 導入当初のマスクや、空気圧の違和感などは、個人差がありますが、たとえ当初違和感が 強くても徐々に慣れてしまうことが多いです。 私も最初違和感がありましたが、今ではマスクがないと絶対安心して眠れません。 またマスクは毎日こまめに中性洗剤で洗うことをお勧めします。 治療成功のカギは、適正な空気圧設定とマスク選択/フィッティングで、 そのため専門医療機関を受診し睡眠ポリグラフ下で適正圧を設定/効果確認することが 重要です。 専門医に行けば、とてもきちんと設定してもらえますよ。 こちらの意見もよく聴いてもらえますので、安心です。 現在、私の命があるのはこのCPAP療法のおかげと言っても決して過言ではありません。 本当に助かっています。 睡眠のありがたさや重要さを日々感じさせられますよ。 |
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